以前のバージョンからの変更点
Sound Studio 各バージョン間の変更点です。Sound Studio の新機能や最適化、改善点、修正された不具合の履歴です。
Sound Studio 3.5.5
11/5/07
新しい機能
- Mac OS X 10.5 "Leopard" に対応しました。
- メニューに "倍率を初期値に戻す" を追加しました。
- ウインドウサイズの初期値についての不具合を修正しました。
- System 7 Sound ファイルを開く際の不具合を修正しました。
- AppleScript "change pitch" コマンドの不具合を修正しました。
- 波形ビューの編集ボックスを操作する際の不具合を修正しました。
Sound Studio 3.5.4
8/29/07
新しい機能:
- ウインドウを最大化するとハングアップする不具合を修正しました。
- AAC (m4a) ファイルを開く際の不具合を修正しました。
- 同じクリップを複数回ペーストしたファイルを編集する際に生じる不具合を修正しました。
- 「ピッチ & テンポをリンク」設定に関する不具合を修正しました。
- 波形が角張って表示される不具合を修正しました。
- 最初のマウスクリックを受け入れるようツールバーを改善。また表示をリファインしました。
Sound Studio 3.5.3
7/11/07
新しい機能:
- カスタマイズできるツールバーと、巻き戻し・早送りを含む新しいボタンを追加しました。
- Leopard 形式のウインドウエッジをもった新しいウインドウレイアウトを採用しました。
- ウインドウの書き換えを高速化しました。
- Automator に新しいアクションを追加しました。
- 一部の AAC(m4a)ファイルを開くときの不具合を修正しました。
- オーディオ CD のファイルを開いた場合、正しくクローズできるよう修正しました。
- ファイルを開くときの CPU 利用に関する不具合を修正しました。
- 失われたローカライズリソースを復旧しました。
- 新規ウインドウの位置を改善しました。
Sound Studio 3.5.2
6/14/07
新しい機能:
- iTunes Plus ファイルに対応しました。
- ローカライズを更新。
- ウインドウを閉じればオーディオ再生も停止するよう修正しました。
- ピッチ & テンポフィルタの継続時間フィールドを、より正確に設定できるよう修正しました。
- フィルタ設定を上書きした場合、ダイアログボックスが閉じないよう修正しました。
- 自動録音で、ダイアログを表示する前に再生/録音を停止するよう修正しました。
Sound Studio 3.5.1
5/14/07
新しい機能:
- "マーカにより分割" で不正な AAC(.m4a)ファイルが書き出される不具合を修正しました。また "マーカにより分割" プログレス表示にある「キャンセル」ボタンが働かない不具合を修正しました。
- ファイル保存時に「Podcast」フラグがセットされる不具合を修正しました。
- 「EQ」フィルタ使用時にクラッシュする不具合を修正しました。
- AppleScript を使って書類を閉じるときに生じていたメモリリークを修正しました。
- 「クロップ」使用後のマーカ位置に関する不具合を修正しました。
Sound Studio 3.5.0
3/15/07
改善点のトップ10:
- 新しい ID3 タグ/iTunes メタデータ エディタ。
- AAC(.m4a)のチャプタ、Apple ロスレス(.m4a)形式をサポート。
- Apple ロスレス(.m4a)、ADTS AAC(.aac)、NeXT/Sun オーディオ(.au)および Ogg Vorbis(.ogg)ファイル形式を追加。
- MP3 および AAC ビットレートのサポートを向上。
- マーカによる分割機能を強化。
- フィルタ設定、プリセット、試聴機能を向上。
- 再生スクロールの設定を環境設定に追加。
- マーカ表示、編集、保存機能を強化。
- オーディオ編集、フィルタ、再サンプル、再生、保存での不具合を修正。
- キーボードショートカット、AppleScript、VoiceOver、モアカウベル機能を強化。
新しい機能:
- ID3 タグ/iTunes メタデータエディタ。アーティスト、アルバム、アートワーク、歌詞、ジャンル、年、トラック番号、作曲者などのタグの読み取りと編集・ファイルへの保存ができます。これらのタグは MP3、AAC(m4a)、AIFF、AIFF-C、Core Audio 形式、Sound Designer II、Windows WAV ファイル形式でサポートされます。m4a ファイルで使われている iTunes メタデータ形式と同じ、ID3 バージョン 2.2 から 2.4 をサポートします。ID3 タグとメタデータを生成できるよう、「マーカにより分割」コマンドをアップデートしました。
- チャプタは AAC(m4a)および Apple ロスレス ファイル形式で使用されています。チャプタはマーカと同じ機能です。
- より高いビットレートのサポートを向上しました。MP3 は 8、16、24 kbps を使用できるようになりました。AAC ビットレートのオプションでは、設定可能なすべてのビットレートが表示されます(これらはサンプル数とチャンネル数により変化します)。
- 標準的に付加される AIFF チャンクを扱えます。AIFF チャンクはタイトル('NAME')、アーティスト('AUTH')、著作権('(c)')、コメント('ANNO')をサポートします。他のチャンク(COMT、INST、MIDI および AESD)は、AIFF および AIFF-C ファイルを開いたり保存するときに受け渡されます。
- Ogg Vorbis ファイル形式
- Core Audio 形式から CAF マーカ をロード/保存します。
- サポートしている他のファイル形式:Apple ロスレス(".m4a")、ADTS AAC(".aac" オーディオデータ・トランスポート・ストリーム)、NeXT/Sun Audio(".au")
- ループ再生オプションをフィルタの試聴に追加しました。
- RMS(実効値)へのノーマライズをフィルタ設定に追加しました。
- 昔流のピッチコントロールを行うため、ピッチ & テンポフィルタに「リンク」オプションを追加しました。ピッチを変更するとテンポも変化します。また、試聴時にピッチあるいはテンポを変更するとクラッシュする不具合を修正しました。
- 「ジャンプ」と「選択部分設定」コマンドでマーカが利用できるようにしました。
- カット/コピー時にマーカ名と時間とをペーストボードにコピーすることで、Sound Studio からテキストエディタにコピー・アンド・ペーストできるようにしました。
- マーカ名を消せばマーカも削除されるようにしました。
- AppleScript に "Is the app recording?" と尋ねる AppleScript アプリケーション・プロパティを追加しました。
- 書類中の個々のトラックを参照し、パン(左−中−右)や音量を独立して変更する AppleScript を追加しました。.
- リズムのビートを刻むことでテンポを決定できるよう、BPM グリッドと「BPM 用タップ」ボタンを追加しました。
- Dock に最小化しているとき、Dock アイコンにレベルメータを表示します。
- カラー設定のプリセットを追加しました。
- モアカウベル。
最適化や改善点:
- フィルタ設定は通常の設定ファイルのように振る舞います。これらを保存した場合にのみ変更が保存されるようにしました。
- マーカ名の表示と編集機能が向上しました。
- マーカによる分割で、ファイル名にあるドット(".")を無視するようになりました。デフォルトではデスクトップ、あるいは最後に選択したフォルダに保存されます。
- フィルタまたはトーンジェネレターをキャンセルした場合、処理中のデータが書類に挿入されることがなくなりました。
- 保存プログレスシートをローカライズに対応させました。
- リストのマーカを選択、削除、追加する場合、キーストロークを認識するよう、マーカフローティングウインドウを変更しました。
- 書類ウインドウの再生ボリュームスライダは 0 dB 位置に止まるようにしました。
- "リターン" キーでカーソルがファイルの最初に移動するようにしました。
- 環境設定に再生時のスクロール設定を追加しました。従来のページ単位の自動スクロールと、新しい連続スタイルを選べます。初期値は "edit.scrollWaveform.byPage" に設定されます。自動スクロールの最小ズーム倍率は "edit.scrollWaveform.minimumZoomLevel" に設定することができます。
- 録音開始を音量で設定する場合、ダイアログの OK をクリックすれば自動的に録音一時停止モードとなり、レベルが上がれば録音が始まるよう、自動録音機能を調整しました。
- 書類アイコンを新しいものに変更しました。
- アプリケーション内のヘルプを更新しました。
- ローカライズを更新しました(デンマーク語、フランス語、イタリア語、日本語)
- VoiceOver を強化しました。
バグの修正:
- オーディオ編集中に生じる不具合を修正しました。
- 再サンプル時にハングまたはクラッシュする不具合を修正しました。
- AIFF-C IMA-4 形式で保存する場合の不具合を修正しました。
- クロップを行うとステレオファイルが2トラックのファイルになる不具合を修正しました。またクロップ後にウインドウを最初の位置にスクロールして戻すようにしました。
- フィルタダイアログで Return/Enter キーが認識されない不具合、ウインドウが busy だと VoiceOver が報告する不具合を修正しました。
- AUBandpass および AUPitch を含む、オーディオユニットプラグインフィルタ使用時の問題を修正しました。
- フィルタ試聴時の音のとぎれやバッファサイズの不具合を修正しました。
Sound Studio 3.0.5
11/1/06
新しい機能:
- 録音中にも波形をライブ表示するようになりました。この機能は環境設定で無効にできます。
- 再生時や録音時に波形がスムーズにスクロールするようになりました。
- "選択部分を別名で保存..." コマンドを追加しました。
- "マーカにより分割" コマンドに、ファイル形式とファイルオプションのポップアップボタンを追加しました。"マーカにより分割" のプログレスバーが正しく機能するようになりました。
- "別名で保存..." パネルにファイルオプション(ビットレート、サンプル数、圧縮形式)を追加しました。
- サウンドデータをマーカでカットまたはコピーする場合、マーカの時間と名前とが、タブ区切りリストとしてペーストボードに書き込まれるようになりました。
- オーディオユニットは、Carbon ベースのものも含め、カスタマイズされたユーザインタフェースとなりました。
- 前回 Sound Studio が使用した一時ファイルが見つかった場合は、起動時にそれらを表示します。
- Sound Studio 終了時に、一時ファイルをすべて消去するようにしました。
- ループ再生ではボタンにループを表示するようにしました。ループ再生をオンにして再生すると、選択部分がループの開始・終了点となります。
- option-矢印キーを次のマーカへジャンプするための、また、shift-option-矢印キーをマーカ単位で選択部分を拡大するためのショートカットとしてそれぞれ追加しました。
- 新しいキーボードショートカット:
キー | コマンド |
Q | | 選択部分の始点を中央に |
W | | 選択部分の終点を中央に |
E | | 前の倍率 |
R | | 縮小 |
T | | 拡大 |
A | control-A | 増幅 / 音量ボリューム |
D | control-D | フェードイン |
F | control-F | カスタムフェード |
G | control-G | フェードアウト |
X | control-X | ダイナミクスエキスパンダ |
option-X | control-option-X | ノイズゲートエキスパンダ |
C | control-C | ダイナミクスコンプレッサ |
M | Enter | マーカ挿入 |
. | (ピリオド) | 一時停止 |
0 | | 再生 / 停止 |
1 | | 巻き戻し(REW) |
2 | | 早送り(FFW) |
3 | | 録音 |
4 | | ループ再生 |
9 | | ミックスペースト |
最適化や改善点:
- 録音エンジンを最適化しました。左右チャンネルが常に関連を持ったトラックとして録音されるよう、録音動作を変更しました。
- 再生エンジンを最適化しました。500 MHz G3 iBook でテストしています。
- マーカウインドウの表を、名前または時間の昇順または降順で並べ替えることができるようになりました。マーカウインドウの拡大/縮小がスマートになりました。ふたつのユーティリティパネル(入力レベルとマーカウインドウ)は必要時にのみキーウインドウとなります。このためふだんはメインウインドウがキーウインドウとなります。
- ボタン画像を高解像度にしました。(Mac OS X 10.3.9 以前では、正しくレンダリングされません。)
- ルーラおよびマーカ名が、ユーザが設定した背景色を反映するようになりました。マーカ名は背景の 50 % 濃度で表示されます。
- メインビューでのマーカ名編集が、改良されました。
- メインビュー波形の描画を常に優先するため、全体表示の更新はすぐに行われなくなりました。
バグの修正:
- テンポの逆転を含む、ピッチ & テンポフィルタの不具合を修正しました。
- 録音・再生エンジンで大きな遅れを引き起こす、ioProc スレッド中のメモリ解放に関する不具合を修正しました。メモリはメインスレッドで消去されるようになりました。これに伴い、キュー表示の不具合が修正されました。
- 同じクリップを何度もペーストした書類を編集する場合の不具合を修正しました。
- 新規に録音されたオーディオ書類を編集する場合の不具合を修正しました。
- 録音の最後に余分なパケット(512 サンプル)がくり返される不具合を修正しました。
- オーディオユニット全体でプリセット値を変えたり、パラメータの数字を変えても、表示が更新されない不具合を修正しました。
- 録音中に終了したりウインドウを閉じた場合、ファイルを保存せずに終了したり、クラッシュを引き起こす不具合を修正しました。
- FM 合成音挿入ダイアログパネルで、キャリア周波数が保存されない不具合を修正しました。
- 日本語、デンマーク語、フランス語、イタリア語での不具合を修正し、ローカライズ内容を更新しました。
Sound Studio 3.0.4
6/27/06
- ステレオのファイルや選択部分に対しても、AUMatrixReverb がはたらくようになりました。
- ユニバーサルバイナリ版(kTunes)の LAME MP3 フレームワークがインストールされている場合、インテル Mac からも MP3 フォーマットで保存できるようになりました。
- インテル版のグラフィックイコライザの不具合を修正しました。このバグは出力を閉じてしまうというものでした。
- インテル Mac で、24 ビット整数フォーマット(24 ビット AIFF を含む)のファイルを正しく開いたり保存できないことがある不具合を修正しました。このバグにより、24 ビットファイルを開いたときにファイルフルとなったり、ノイズを生じていました。また 24 ビットファイルの保存時に歪みを生じていました。
- 右チャンネルのピーク表示の不具合を修正しました。
- 再生時にグリッド線が消える不具合を修正しました。
- トーン挿入および FM 合成音挿入時の周波数制限を、9,999.99 Hz から 999,999.99 Hz まで広げました。(蚊の着信音を作成できるようになりました。)
- 第 1 トラックを選択時にクラッシュする不具合を修正しました。波形ビューをドラッグしてオーディオを左端まで選択した状態で、フィルタやペースト、再生を行うと、これに失敗したりクラッシュを引き起こしていました。
- さらに多くのボタンにツールチップを追加しました。
- "ウインドウサイズと振幅倍率" のための環境設定を追加しました。新規ウインドウのサイズと振幅倍率を、最後に行った設定に合わせられるようになりました。ウインドウの大きさを変更すると、新規ウインドウにもこのサイズで開きます。振幅倍率を変更すると、新規ウインドウにもこの設定が適用されます。
Sound Studio 3.0.3
3/22/06
- インテル Mac で波形ファイルを書き出す場合の不具合を修正しました。
- インテル Mac のマーカーに関する不具合を修正しました。
- 波形を最初にレンダリングしている途中のウインドウを(AppleScript を使用して)閉じる場合の不具合を修正しました。
- 補間フィルタを修正しました。
- 別名で保存ダイアログボックスに "タブ区切りテキスト" フォーマットを追加しました。
- ピッチ & テンポフィルタ:10.3.9 でクラッシュする問題を含む、多くの項目を修正しました。
- 日本語を修正しました。デンマーク語の追加を行いました。
Sound Studio 3.0.2
1/31/06
- Sound Studio が開く一時ファイルとして、Core Audio File (CAF) フォーマットのサポートを追加しました。
- マーカ情報を保存できないファイルフォーマットで保存する場合に、警告を表示するようにしました。
- AppleScript にカット、コピー、ペースト、削除、ミックスペーストコマンドのサポートを追加しました。
- "初期設定値" のサポートを追加しました。
- 16 ビット PCM フォーマットで保存する場合、三角確率分布関数ディザリングを用いるよう変更しました。
- 時間表示およびルーラ表示を、コロン(:)から分(")および秒(')記号に変更しました。
- AppleScript の "sdef" ファイルを変更し、Cocoa スクリプトやスクリプトエディタがクラッシュする不具合を修正しました。AppleScript コマンドから "ノイズ追加" を削除しました。
- イコライザコマンド中の AppleScript 辞書の不具合を修正しました。
- モノラルおよびマルチチャンネルの音声選択や、潜在的な問題についての Audio Unit の不具合を修正しました。
- AAC のデフォルトビットレートを修正しました(96kbps から 128kbps に変更)。
- サンプル数が 1,700 万を越える大きなファイルを、倍率 1:1 で表示する場合の不具合を修正しました。
- 起動時に新規書類が環境設定を反映しない不具合を修正しました。
- "ピッチ & テンポ" フィルタでテンポを変更した場合の、マーカ位置に関する不具合を修正しました。
- メインウインドウと入力レベルウインドウを、新しいボタンデザインに変更しました。
- Intel Mac で Universal バイナリをテストしました。
Sound Studio 3.0.1
11/1/05
- 逆方向フィルタの不具合を修正しました。
- リバーブやその他ディレイを含むフィルタで、設定変更時にクラッシュすることがある不具合を修正しました。
- フィルタ試聴時の待ち時間を改善しました。
- オーディオ挿入時やペースト時に生じるマーカの問題を修正しました。
- François Rayerによるフランス語ローカライズを追加しました。
- 内蔵ヘルプをバージョン 3 用にアップデートしました。
- アプリケーション登録後は登録メニューを選択できないよう修正しました。
- 既知の不具合:Audio Unit プラグインは、2つのトラックとも選択しないと機能しません。
Sound Studio 3.0
10/11/05
- マルチトラックをサポート:ステレオサウンドのレイヤーと交互配置されたフォーマットで保存されます。
- MPEG-4 AAC(advanced audio coding)m4a フォーマットで保存できます。
- LAME フレームワークをインストールすれば、MP3 で保存できます。
- Automator をサポートしました(Automator を起動すれば、バンドルされたアクションを確認できます)。
- モノラル書類を手早く作成できるよう、"新規モノラルファイル" コマンドを追加しました。
- Universal バイナリ:PowerPC および Intel x86 アーキテクチャ用にコンパイルしました。
- 既知の不具合:Audio Unit プラグインは、2つのトラックとも選択しないと機能しません。
Sound Studio 2.2.4
8/9/05
- Mac OS 10.2 "Jaguar" システムで登録できない不具合を修正しました。
- "System 7 サウンド" および "Sun AU" ファイル形式を読み込み可能なファイルタイプに追加しました。
- 新規書類や内容が空の書類を開いた場合、必要のない CPU 時間を使ってしまう不具合を修正しました。
- 日本語環境での拡大ボタンの不具合を修正しました。
- ドキュメントクラスのためのパラメータを AppleScript 辞書に追加しました。
Sound Studio 2.2.3
7/27/05
- Tiger(Mac OS 10.4)以前のシステムで起動しない不具合を修正しました。
- 日本語とイタリア語ローカライズリソースを更新しました。
- QuickTime ムービーを読み込み可能なファイルタイプに追加しました。
Sound Studio 2.2.2
7/26/05
- AppleScript をサポートしました。
- 作業ディスクの場所を環境設定に追加しました。
- デフォルトの表示倍率を環境設定に追加しました。
- "開いているファイルがない場合、新規ファイルを作成" 項目を環境設定に追加しました。
- ダイナミックエキスパンダが低い増幅率で始まるよう変更しました。
- フィルタの入出力を最適化しました。
- AIFF-C ファイルの読み込みを最適化しました。
- ノイズ / トーン / FM 合成音挿入を最適化しました。
- ファイル内の最後にサンプルした音が変化してしまう不具合を修正しました。
- ファイルの最後に繰り返し部分がある MP3 および AAC ファイルを開く場合に生じる不具合を修正しました。
- サンプル数によりグリッドを編集する場合に生じる不具合を修正しました。
Sound Studio 2.2.1
7/12/05
- 16ビットオーディオ保存時にひずみを生じる場合があった不具合を修正しました。32 ビット浮動小数点から 16 ビット整数に変換する時、適正な範囲(-1.0 〜 1.0)に収まるよう補正せず、クリップしてしてしまっていた不具合を修正しました。
- ノーマライズ時に音量が範囲を超える場合がある不具合を修正しました。
- iSight から録音できない不具合を修正しました。
- ミックスペーストが異常終了する不具合を修正しました。
- マーカによる分割を 2.11b3 により近い動作となるようにしました。2桁数字への変更で使用していた「:」(コロン)を「-」(ハイフン)に変更しました。
- 長さが異なるマルチトラックの場合、短い方のトラックの終わりで再生が停止してしまっていた不具合を修正しました。
- 必要がない場合にもウインドウの書き換えを行っていた不具合を修正しました。波形に 1 ピクセルのギャップが生じていた不具合を修正しました。
Sound Studio 2.2.0
7/5/05
全体的な変更:
- Sound Studio でのオーディオデータの扱いや保存が 32 ビット浮動小数点となりました。ファイルのサンプル数設定は、ファイル保存時にのみ関係します。さらに、以前の 16 ビットの場合と比較すると、オーディオデータは 2 倍のディスクスペースを占めることになります。
- 設定値も変化しないデータとして扱われます。たとえば、フィルタダイアログで設定した値は、選択された設定として保存されます。
- 以前のバージョンでの設定ファイルの多くは、バージョン 2.2 でも読み込むことができます。しかしいくつかのフィルタと自動録音設定については異なるファイルフォーマットになりました。変更されたフィルタはコーラスとフランジャです。
ファイルメニューの変更点:
- ファイルフォーマット: System 7 サウンドファイル形式はサポートされません。
- QuickTime を利用する読み込み: MP3、AAC MPEG-4 オーディオファイルなど、従来読み込みコマンド扱いだった形式も、開くコマンドで行えます。
- QuickTime を利用する書き出し: 主として AIFF-C 形式での書き出しについてのみ使いました。このため QuickTime ムービーを作成するユーザの一部が混乱していました。圧縮方式を選んで AIFF-C として保存する場合も、保存コマンドで行えます。
編集メニューの変更点:
- カット、コピー、ペースト: これらのコマンドの動作は、前バージョンとはいくらか異なります。前バージョンではオーディオの挿入・削除時に左右チャンネルの同期を保つよう動作していました。Version 2.2 ではそれぞれのチャンネルのオーディオデータを独立して移動させることができます。ですから編集操作によっては左右チャンネルの同期が失われる場合があります。
- ペーストミキシング: ミックスペーストとなりました。
- 挿入ポイントを分割: マーカによる分割やカット & ペーストによる代わりに使います。
- 選択設定: マーカによる選択を行うには、マーカウインドウでマーカを選択します。
オーディオメニューの変更点:
- 再サンプル: サンプルレートを変更し異なるサンプルレート間で再サンプリングを行ったり、あるいは再サンプリングしないでサンプルレートを変更するようになりました。多くのチャンネルを変更する場合にはミックスダウンコマンドを使います。サンプルサイズの変更(ビット数の変更)はサインプルサイズサブメニューを使います。
- ピッチ調整: フィルタメニューの "ピッチ & テンポ" フィルタを使います。
- 入出力設定: 環境設定ウインドウに移動しました。
フィルタメニューの変更点:
- いくつかの項目が冗長な名前で表示されていました。
- 30-バンド イコライザを、周波数曲線を描くことのできるグラフィックイコライザで置き換えました。
Version 2.2 beta 2
6/21/05
修正された不具合:
- 十分に速くないコンピュータでも、録音・再生時に誤動作しないよう修正しました。
- 2 GB を超えるオーディオデータを扱うとクラッシュする不具合を修正しました。ファイルサイズはディスクの空きスペースのみに制限を受けます。
- 再生時にキューが 0.7 秒先行する不具合を修正しました。
- ステレオにミックスダウンした場合にステレオ再生されない不具合を修正しました。
- 環境設定に "オーディオ MIDI 設定を開く" ボタンを追加しました。
- ヘルプメニューに "Sound Studio ヘルプ" を追加し、ヘルプボタンとリンクしました。またヘルプ内容を追加しました。
- 矢印キーを使ってもウインドウがスクロールしない不具合を修正しました。
既知の不具合:
- 再生時、特に波形を再描画する間、誤動作する場合があります。
- マーカ名の表示がラップするようになりましたが、テキストの背景が白ではありません。
- メインウインドウでマーカ名を付け替えた場合、正しく表示されません。ただしマーカ名は変更されています。
- 波形の再描画はまだ最適化されていません。現状では編集するたびにウインドウ全体を書き換えています。
- シフト + 矢印キーで選択部分を拡張する機能が働いていません。
- Mac OS X 10.3 "Panther" 上で、サポートされていない MP3 および MPEG-4 AAC ファイルフォーマットが、「別名で保存」ダイアログに表示されます。MP3 形式で保存しようとすると MP3 エンコーダが存在しないためにエラーとなります。MPEG-4 AAC 形式で保存した場合には、正しくないファイル形式となります。
Version 2.2 beta 3
6/24/05
修正と変更:
- 必要なシステム条件が、Mac OS X 10.2.8 "Jaguar" 以降になりました。Mac OS X 10.4 "Tiger" に対応しました。
- カット(ペースト)した部分が予期しない結果となる編集上の不具合を修正しました。
- 400 MHz G3 で動作するよう、再生・録音を最適化しました。
- シフト + 矢印キーの組み合わせを正しく使えるよう修正しました。
- 初期設定は "~/Library/Audio/Presets/Sound Studio/" に保存されます。
Version 2.2 beta 4
6/28/05
修正と変更:
- 登録を有効にしました。未登録の場合は 15 回起動後は保存コマンドが使用できなくなります。Kagi 登録モジュールを追加しました。
- "フーリエスペクトル解析" の結果を修正しました。
- テンポラリファイルに CAFF (Core Audio Format File) ヘッダを追加、CAFF をサポートするアプリケーションから開くことができるようになりました。
- 終了時やオーディオ機器を変更した際に、アプリケーションがハングする不具合を修正しました。
- オンラインヘルプをアップデートしました。
- 日本語ローカライズリソースをアップデートしました。
Version 2.2 beta 5
7/1/05
修正と変更:
- 波形描画を高速化しました。
- 振幅倍率、サンプルレート、表示倍率のポップアップメニューを加えました。
- 水平方向の倍率を表示するようにしました。
- 拡大/縮小メニューに 1:512 で表示をキーボードショートカットとともに追加しました。
- 矢印キーとマウスにより選択部分を変更する場合の操作性を向上させました。
- 旧登録番号が見つからなかった場合クラッシュする不具合を修正しました。
- サンプルレートの変更を伴う再生時に起こる不具合を修正しました。
- その他細かな不具合を修正しました。
Version 2.2 最終リリース、2.2 beta 5 からの変更点
- 再生キュー(緑の線)が再生時に同期しなくなる不具合を修正しました。
- その他細かな不具合を修正しました。
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