ディレイ & エコー
このエフェクトは、入力されたオーディオにディレイ(遅延)をかけ、元のオーディオとミックスします。元のオーディオ("ドライ" ミックス)と、ディレイをかけたオーディオ("ウェット" ミックス)との音量を調整し、これらをミックスしたオーディオを作り出します。ディレイをかけたオーディオ出力を入力にフィードバックさせたい場合は、"フィードバック" チェックボックスを使います。
フィードバックなしのディレイは、一定時間後に音が繰り返される、いわゆるテープループに似ています。フィードバックを使うと、谷間で叫んだ声が何度も何度も響きながら減衰するこだまのようになります。
"ディレイタイム" はディレイ回線の長さ、つまりエコー時間の長さを決めます。
このエフェクトは選択部分、あるいはファイルの最後で突然終わってしまうことに注意してください。ディレイやエコーが自然に減衰していくようにするには、音より数秒間先まで選択しておく必要があります。必要があれば、あらかじめファイルの最後に無音部分を追加しておいてください。